2022.
09.01
DXについて
まだまだ暑い日が続きますが、みなさんどうお過ごしでしょうか。
コロナの勢いは収まる気配なく、ウクライナの問題、中国の景気減速、アメリカFRBの金利値上げによる円安等
暗いニュースが多い昨今ですが、身体だけでも大事にしましょう。きっといいことがあるかもしれません。
さて今回はDXについてお話しようと思います。
DX(デジタル・トランスフォーメーション)最近よく聞くことばだと思いますが、みなさんはご存じでしょうか。
今から3年後の2025年。現在のシステムを構築したプログラマー、現場、ものづくりの職人さん。いわゆる
会社の中枢、現場を担ってきた人たちが引退、もしくは他業種に流れ、業務に支障がでる。状態になると言われています。
日本が世界に置いていかれる懸念から“2025年の崖”と呼ばれています。損失額は実に約12兆円あまり。
このような状態をデジタルを使ってなんとかできないだろうか。
デジタルを駆使してより便利に住み良い世界に変えていく。この考え方がDXであり、その方法にIT、ICT、IoTなどが挙げられます。
ただこの考え方は今始まった訳ではなく、例えば音楽のメディア。古くはアナログのレコード、ビデオ、カセットテープから始まり、
デジタルのCD、DVDに変化。現在は配信サービスという形にまで進化しています。デジタルを駆使し、低価格で生産性を上げる
まさしくDXの一環です。
建設ICTでは、安全面、経験不足、人材不足などの諸問題の解消を見据えた今、
UAV、レーザースキャナーを使った測量、施工に関してはマシンガイダンス、マシンコントロールなど
さまざまな取り組みをしています。またBIM・CIMに至ってはマネジメントを追加することにより
さらなる活用を目指しています。導入金額、デジタルに即した人材の育成等まだまだ問題はありますが、
これからどんどんと新しい技術を使った機材、重機などが開発されていくでしょう。