2017.
08.25

二ツ折製本ができるまで(表紙巻き)

ようやく夏折り返し地点を過ぎましたね。例年だと9月も暑い日が続くと予想されるので暑さに負けないようにがんばりましょう!

二ッ折製本の製作過程のご紹介もいよいよクライマックスシーズンに突入します。

 

前回一番メーンの作業となる小口のりをご紹介しまして、今回はその次の工程となる表紙巻きをお見せしたいと思います。

まず表紙に使う紙を作りたい製本のサイズに合わせて大きな1枚の紙を断裁機で切ります。

そして背のりに使った特殊なのりを今回の表紙巻きにも使用します。

本の表側と背中と裏側の三か所で表紙の紙を接着させ、剥がれてこないようにたっぷりとのりをつけていきます。

表紙に文字を入れたい場合は、弊社でデータを作成して表紙に印字する事ができるので心配はいりません。詳細はまた別の機会でご紹介します。

 

上の写真のように文字を印刷することができます。

ここまでが表紙巻きの作業になります。

1冊1冊丁寧に表紙をつけていかないといけないので、冊数が多いと地味に大変な工程です。文字がある場合は尚、神経を使う作業になってきます。

次回は仕上げの工程となる断裁を紹介したいと思います。おしまい

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