2017.
04.01

二ッ折製本ができるまで(水押し編)

早いもので今日からもう4月ですね。花粉症に負けず仕事がんばっていま。

今回は弊社で作っている二ッ折製本の作り方を段階ごとに紹介していきたいと思います。

手順ごとに大きく区切ると、水押し→背のり→小口のり→表紙巻き→断裁の5つのステップに分けることができるのですが、

今回は水押しを紹介したいともいます。

①水押し

この作業は出力した紙をただ二つに折るだけではびろんと背の部分が広がってしまうので、画像のように水に濡らしたハンカチで折った部分をふいていきます。

次に竹を切ったもので、形が崩れないように綺麗に押していきます。

少しでも折り目にズレがある場合はこの時修正していきます。

そうすると孔雀のように広がっていたものをある程度抑えることができます。

ただこの段階ではまだ背中の部分にのりを塗ることができないのでここからさらに背中の部分をきれいに整えていきます。

整え終えたらt=10程のH鋼を切った重しでさらに背の部分が沈むように押していきます。

ここまでが水押しの作業になります。

次回は背のりから小口のりまでを紹介したいと思います。

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