2022.
11.04

雑学 ジオイドについて考える

みなさん元気していますか。


気候的にも過ごしやすいいい季節です。


食べ物もおいしく、また太ってしまいそうですね。


 


さて今回は前々回のブログのつづきということで、ジオイドについて考えてみたいと思います。


地球上で自分自身が居る場所を知る時、座標、標高という基準を用いると思います。


ICTの一環として最近使われているGNSS測量の高さは地球楕円体高で表されています。


地球は正確な球体ではなく、自転による遠心力により地球軸の垂直方向に張り出し、


また複雑な楕円体のため座標値を求めるのに面倒な計算方法が必要となってきます。


これを補うため日本列島を19に分けた平面直角座標(愛知県は7系)、


またこの座標値が持っている標高を基準としています。


標高においてGNSS測量と平面直角座標から出てくる差をジオイド高といい、


標高を求めるのに必要とされます。


ちなみに富士山の標高は3776mですが、


GNSS測量においてはジオイド高42.5mが加味されるため3818.5mとなります。。


基準点の正確な位置をGNSS測量を行う時、


受信する衛星の位置、数の他に障害物による多重波伝播(マルチパス)、


ジオイド高にも注意し行っています。


ICT測量を必要とされる時は一度声を掛けて下さい。


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