2022.
05.11
天のり製本とは?
みなさんこんにちは!
今回は天のり製本についてご紹介したいと思います!
まず天のり製本の天とは何かをお話ししますと、
紙の上側の事を天、逆に下側は地と呼びます。
天のり製本とは1冊の製本となる原稿の天の部分にだけ
剥がれてこないように糊付けした製本の呼称になります。
↑の写真のように天の部分だけが固まって製本になっています。
みなさんに慣れ親しんだ物を挙げると、
メモ帳や領収書、請求書、納品書があります。
中にはビニールや厚紙が表裏に挟まっていてテープ等で
覆ってあるものがあるかと思いますが
糊付け面を見えないようにし、少しでも強度を高める為にテープが貼ってあります。
このテープを使って包み込む事にもいろいろ名称がありまして、
少しぶ厚目の冊子や私たちが日常生活で使用するメモ帳には黒色やカラフルなテープを使うクロス巻き
領収書や納品書、請求書などには迷彩柄のようなテープを使うマーブル巻きというものがあります。
自分はクロス巻きというものは知っていたのですが、
日頃よく見かける領収書にマーブル巻きという技法が使われていて
正式名称があるという事実に驚きました。
みなさんもぜひ天のり製本とクロス巻き、マーブル巻きを豆知識として覚えてみてください!
以上天のり製本の紹介でした!